「姫」制度とは?
男ばかりの学園生活の中、生徒たちに活気と精神的な潤いを与えるために設けられた制度。容姿端麗な一年生が一年間、女装をして校内行事や部活動の応援などに借り出される。
新年度の「姫」は、前年度の「姫」によって選考された後、生徒会および全校生徒の承認を経て決定される。
ブロマイドなどのグッズも製作・販売され、あたかも「アイドル」のように祭り上げられることとなる。
女装のために脱毛などをしたり、卒業式における引退セレモニーで歌・構成のセルフプロデュースを行ったりするなど、本物の芸能人同様のプロ意識が要求される。
当然「姫」の負担は大きいが、学校の予算から「姫予算」が大きく割かれており、以下の特典がある。
- 「姫」としての仕事と授業が重なる場合は公欠扱いとなる。
- 1か月につき30枚の食券が配給される。
- 学園内での生活備品が全て無償で支給される。
- 学園内で販売される写真の肖像権使用料の一部が本人に還元される。
なお、拒否した場合には単位が少なくなる。